タイトルが結論にもなってしまいますが、性癖(性的嗜好・性的趣向・フェチ)が合うカップルはずっと仲良しでいれる確率が高くなります。
今回は性癖とは何かを考え、次になぜそれが芽生えてしまうのか、そしてそれがマッチングしたカップルはどう仲良しでいられるのか。
最後に性癖のマッチングはできるのか(相性をできるだけ寄せることはできるのか)どうかを考えていきたいと思います。
人間が、自分に染み付いた性癖を直すのはたいへん困難であります。
好きな食べ物をもう二度と食べるなというくらいの困難度合です。
もうたくさん・・・というくらい食べればやめられるでしょうか?
いいえ、また3日後にはきっと食べたくなるでしょう・・・。
↑これは「コスプレ」と「屋外」のイメージです。
性癖とは
性癖とは、個人が性的な興奮や好みを感じる特定の傾向や嗜好のことを指します。
性癖は人によって異なり、多様な種類が存在します。
たとえば、特定の身体的な特徴や外見に対する好み、異性や同性への性的な魅力、特定の性的行為や傾向への興味などが性的な嗜好や性癖の一例です。
重要な点は、性癖は個人のプライベートな領域であり、相手との同意のもとでのみ関与すべきであるということです。
では、以下に性癖をいくつか挙げます。(これはほんの一部です。)
- BDSM:ボンデージ、優位性と従属性、サディズムとマゾヒズムの要素を含む性的な嗜好。
- コスプレ・ロールプレイ:役割やシナリオに基づいて行われる性的なシーンやファンタジーを楽しむ。
- フェティシズム:特定の物や身体部位に対する強い性的な興味や魅力を持つ嗜好。
- ボディマッサージや性的マッサージ:リラクゼーションや快感を目的としたセクシャルなマッサージの形式。
- スウィンガー:カップルやグループ間でのパートナー交換や性的な交流を求める嗜好。
- ボイスやテキストによる性的興奮:音声やテキストの性的な表現ややり取りに興奮を感じる傾向。
これらは一部の例であり、性癖はさまざまな要素によって形成されます。
なぜそれが芽生えるか
性癖が芽生える理由やきっかけは、個人の経験や環境、生物学的な要素など、さまざまな要素によって複雑に形成されています。
個人の経験と影響
性癖は、個人の経験や影響を受けて形成されることがあります。
幼少期や思春期の経験、家庭環境、性教育の有無などが性的な好みや傾向に影響を与える可能性があります。
メディアや文化の影響
映画、テレビ、書籍、インターネットなど、メディアや文化は人々の性的な嗜好に影響を与えることがあります。
特定の表現やシチュエーションに興奮や関心を抱くようになることがあります。
個人の内面的な要素
個人の内面的な要素や特性も性癖の形成に関与することがあります。
性格、感受性、好奇心の程度、性的なファンタジーの豊かさなどが、特定の性的な好みや嗜好を促す要素となることがあります。
パートナーや関係の影響
パートナーや関係の中での経験や相互作用も性癖の形成に影響を与えます。
相手とのコミュニケーションや性的な経験を通じて新たな興奮や好みを見つけることがあります。
一つの理由として、人間の性的な嗜好は、個人の経験や情報に基づいて形成されることが挙げられます。
ライフステージの変化による影響
ライフステージの変化とは、単純に年齢が上がっていくこともありますし、結婚などの節目などの変化のことも言います。
結婚したら他人の妻に興味を持ってしまったなどの、禁断な恋も性癖の一部と言えるでしょう。
性癖の相性がいいと仲良くいられる理由
冒頭でも少し書きましたが、好きな食べ物が同じ異性なら付き合いやすいですね。
外食だって同じ店で楽しめます。
性癖の相性でも、それと同じことが言えます。
それでは、性癖の相性がいいことが、カップルの関係に良い影響を与えるのか考えていきたいと思います。
相互理解と楽しいコミュニケーション
性癖の相性が良いということは、お互いが性的な嗜好や欲求を理解し、受け入れる能力があるということです。
この相互理解があることで、コミュニケーションが楽しく、パートナー同士の性的な希望や限界を共有しやすくなります。
これによって、お互いが満足できる性的な関係を築くことができます。
信頼と安心感
性癖の相性が合うと、お互いが本音で語り合える環境が生まれます。
性的な嗜好や欲求をオープンに話し合える関係では、お互いが自由に表現できるため、より深い信頼関係が築かれます。
また、自分自身を受け入れられることで、安心感が生まれ、パートナーシップ全体の絆が強化されます。
探求心や冒険心を楽しむ
性癖の相性が良いと、新たな性的な探求や冒険に興味を持つことができます。
お互いが同じような性的な興味を持ち、新たな経験やアイデアを探求することで、関係が活気づきます。
このような創造的な性的な交流は、お互いに刺激を与え、関係をより一層豊かにします。
共有の喜びと満足感
性癖の相性が合う関係では、お互いが喜びや快楽を共有することができます。
同じような嗜好を持つことで、性的な経験や行為に対して共感し、互いに満足感を得ることができます。
これによって、パートナーシップ全体の満足度が高まり、絆が深まるでしょう。
性癖の相性がいいと、お互いが理解し合い、受け入れる関係が築けます。
相互の性的な嗜好を尊重し、コミュニケーションを通じてパートナーシップを深めていくことで、より充実した性的な関係を築くことができます。
性癖のマッチングはできるのか(相性をできるだけ寄せることはできるのか)
先に書きますがサブタイトルに対する私の意見は、マッチングや相性を寄せることは可能だと思います。
私は女性の友達から、SMが好きと性癖告白されたことがあります。
その界隈のコミュニティにも参加していて、知識も相当あるようです。
SMも種類はいろいろあるのですが、その子はSもMもやりたいと言いました。
私はそれまでSMには興味はありませんでしたが「とりあえず」つきあうことにしました。
やはり私自身は、拘束やスパンキングに性的なことを感じることはできませんでしたが、一つ言えることは「とても楽しい」ということです。
特殊なグッズ(鞭)や変態な下着、普段だれにも見せない彼女の願望・・・。
見たこともないグッズにビックリします。
履いたこともない変態な下着にまたビックリします。
そして楽しそうで嬉しそうな相手に、自分も自然と顔がほころびます。
言われるがままの完全相手がリードした状態ですが、ひとつひとつがとても楽しいのです。
マンネリ解消にもとても良いと思います。
このように、性癖が最初からマッチングしていなくても「とりあえず付き合ってみた」程度で、お互いが楽しめるようになっていけると思います。
もちろん、出会った時点で性癖が同じなら、それ以上のことはないでしょう。
それは奇跡的出会いですし、とても楽しいと思います。
また、サブタイトルの冒頭に書いたように、この場合ならSMのコミュニティという、同じ趣味が集まる人がいるところに行ってみるのも良いでしょう。
前置きが長くなりましたが、性癖のマッチングさせる(相性をできるだけ寄せる)方法についても書いていきたいと思います。
オープンなコミュニケーション
性癖のマッチングを促進するためには、オープンなコミュニケーションが欠かせません。
お互いの性的な嗜好や欲求について率直に話し合い、理解し合うことが大切です。
互いに快適な環境を作り、リスペクトしながら話し合うことで、相性をより寄せることができます。
相互の欲求をバランスさせる
性癖のマッチングは、互いの欲求をバランスさせることも重要です。
一方の欲求ばかりに偏らず、お互いが満足できる範囲での妥協や調整を行うことが必要です。
相手の望むことに対しても開放的であることで、お互いが快適な性的な関係を築くことができます。
嫌と言われたら受け入れる 嫌とはっきり言う
嫌なことはやっぱり嫌ですので、お互いによく話し合う必要があります。
また、断られた場合は残念ですが相手を尊重し受け入れましょう。
また、あなたが受け入れる側の場合でNGのときは、嫌なものは嫌とはっきり断りましょう。
小出しにする ソフトな提案をする
その性癖が相手のことをあまりにもびっくりさせてしまいそうなら、小出しにして様子をうかがうのもいいかもしれません。
また、あなたが受け入れる側で行き過ぎを感じたなら、許容できるソフトな提案をしてあげてもいいかもしれません。
変化を受け入れる
性癖は個人の変化によっても影響を受けます。
お互いが変化していく中で、性的な嗜好や欲求も変わることがあります。
この変化を受け入れ、お互いの新たなニーズに対応することが、相性をより寄せるポイントです。
定期的なコミュニケーションや探求を通じて、お互いの変化をサポートすることが重要です。
嗜好の幅を拡げる
性癖のマッチングを追求する際には、お互いが新たな経験や嗜好を探求することも重要です。
過去の経験や固定観念に囚われず、新たな領域を探求することで、相性を広げることができます。
柔軟なこころもちで、お互いの性的な興味を尊重しながら、新たなアイデアや要素を取り入れてみることが有益です。
さいごに
性癖の話はタブー感もあり、なかなか表に出しにくいですね。
しかし、私はエッチが好きな人で性癖がない人に出会ったことがないかもしれません。
みんな表に出さないだけで、秘めていると思います。
そして仲良くなればなるほど、自分の性癖について教えてくれます。
そうです、本当はみんな性癖について話したいのです。
楽しみたいと思っているのです。
性癖について悩んでいるなら、パートナーとこの記事を一緒に読んでみてもいいかもしれません。(結果については責任はとれませんが。)
無下に断られて、悲しい思いをした人もいるかもしれません。
私にも経験があります。
しかしそこは、体の相性の一部のようなものになってくると思います。
相性のいい相手と出会う・・・それは永遠のテーマでしょうか。
この記事を参考に、よりあなたとパートナーが仲良くなれることを願っています。